スコープの太さと画質
スコープの種類は目的に応じて多数あります。
写真で一番太いスコープは直径9.8mmと太めですが、ハイビジョンで観察ができます。
細いものは直径5mm、ハイビジョンスコープの約半分の太さしかありません。
細いスコープは患者さんが飲み込む時に喉の刺激が少ないので楽というメリットがありますが、どうしても画質は劣ります。
もちろん、必要十分な画質は確保されていますが、ボヤけないように映しだすには、画面サイズを小さく設定しなければなりません。
ワンセグ放送を大きめの画面でみると粗くなるのと似ていますね。
ですから、細いスコープで検査をするときは、検査医はより慎重な観察を心がけなくてはなりません。