軸保持短縮法

具体的な方法はさておき、私がこの方法を主体に挿入するようになったのには必然性があります。

大腸内視鏡を本格的に担当するようになったときの師匠が拡大内視鏡スペシャリストでした。

拡大内視鏡というのはズーム機能がついており、発見した病変を拡大して詳細に観察することで、ポリープの種類や治療方針決定に多くの情報をもたらしてくれるスコープです。


先端に上図のような機能が組み込まれているため、先端構成部が通常のスコープより長くなります。

先端構成部とは下図の曲がるところより先の部分です。